アガシ引退

今日はテニスの話題です。
私の大好きなアンドレ・アガシが今期の全米オープンで引退するそうです。
となるともうすぐ始まるウインブルドンアガシのプレーが見れるのも最後になる訳です。
もの凄い寂しさと脱力感を感じてます。
 
私がテニスを始めたのは小学4年生でした。
始めたきっかけは3年生までやってたサッカーが上手くならず大嫌いになってしまい、親からは何かスポーツをやれと言われ、「一番楽そう」なソフトテニスを選んだわけです。
今思えばその不順な同期で始めたテニスにこんなにのめりこむとは思いませんでした。
というか、めちゃめちゃハードなスポーツでした・・・。
少し上手くなりだした頃に、実家がWOWOWに加入していたこともあり、TVでテニス観戦をするようになりました。
当時印象的だった選手が、90年代無敵を誇っていたピート・サンプラスアジア系アメリカ人で常人離れした脚力を持つマイケル・チャン、そして天才ハードヒッター、アンドレ・アガシの3人です。
特にアガシは当時のテニス界では奇抜とされたウェアで注目されがちでしたが、私は彼の超攻撃的なプレーには魅了されまくってしまい、こんなプレーヤーに、むしろアガシになりたいと思うようになりました。
そこでまずは形から入るんですが、ラケットは硬式と軟式では全く違うので無理、そこで靴だけでも同じものを履こうと思い、アガシモデルを買い続けました。
その靴を履いて靴紐を締めた瞬間、私はアガシになれたんです。
普段は温厚なのに、テニスの時だけは超攻撃的になって相手をなぎ倒してました。
 
アガシが引退すると知った瞬間、私はなんだか目標を失ってしまった感覚に陥りました。
年齢も36歳、未だ現役を続行していること自体奇跡なのですが、尊敬するプレーヤーが引退するのはとても寂しいことです。
私にテニスの楽しさとかっこよさを教えてくれたアガシに感謝と敬意の念をこめて一言。
「今までお疲れ様でした。最高のプレーをありがとう。」
ウインブルドン、全米と優勝できるように応援してます。