キル・ビルVOL.2(★☆☆☆☆)

毒ヘビ暗殺団のメンバーを抹殺してゆくザ・ブライドの復讐の旅は、テキサスの荒野へと辿り着く。次なる標的はビルの実弟バド。かつては日本刀の名手だったバドも、今は寂れたクラブの用心棒に成り下がっている。ブライドは闇夜に紛れてバドのトレーラーハウスを急襲するが、待ち構えていたバドの計略に嵌まり、生きたまま地中深く埋められてしまう。死の恐怖に苛まれる中で、ブライドの脳裏に懐かしい光景が甦る。それは恋人だったビルの薦めで弟子入りした、中国拳法の達人パイ・メイとの壮絶な修行の記憶だった…。

キル・ビルを撮ったらカットしきれずに、2本に分けて上映したという、1本分の予算で2倍儲けようかといった策略が見え隠れする作品、おそらくVOL.1を観た人はこれも観に行ったんじゃないでしょうか。
いやー、はっきりいうと前作より手抜きじゃんというのが素直な感想でしょうか。
極めつけにザ・ラブ・ストーリーというキャッチコピー、最悪です。
前作同様3文コメディーアクションでいいんですよ、余計な要素を入れるな!!愛が絡むシーン、全部寝てしまったわ。
VOL.1ではチャンバラメインでしたが今度はカンフー映画です。
しかも北斗真拳まで飛び出す始末、ひでぇー。
と思わずネタばれになりかねない事まで書いてしまうくらい酷い内容だったわけです。
ってゆうかユマを美人だと祭り上げるのが嫌、アノカオイヤ。
同じ格闘映画なら「マッハ!!!!!!!*1」を10000倍お勧めします、カンフーじゃなくてムエタイですが・・・。

*1:ただし1.CG無し2.ワイヤー無し3.スタント無しという予備知識が無いと面白くないですよ。