オープン・ウォーター2(★★★☆☆)

メキシコ湾沖、豪華な大型ヨットでクルーズに出た6人の男女。彼らは泳ぎを楽しもうと海へと飛び込んだ。だが、彼らは大切なことを忘れていた。甲板に上るための梯子を出し忘れていたのだ。その大型のヨットは水面から甲板まで数メートルあり、梯子なしでは上がることはできなかった。あまりにも愚かで単純なミスに気付いた時には、すべてはすでに手遅れだった。やがて海水は水着だけの彼らの体から体温を奪い、立ち泳ぎを続ける体力も限界に近づいていった。パニックに陥り、一人また一人と力尽きていく中、仲間割れからさらに全員を危機に陥れる事故が発生し…。

愚か者6人がパニックになるだけの映画なのですが、非常時の冷静になれない様子がなかなか。
1作目と違ってすぐ横に船があるのに戻れない。
大人6人もいれば何とかなりそうなのに判断を誤り過ぎてドンドン窮地に。
事実を元にってことだけど、ちょっとリアリティーには欠けます。
でも、こんな信じられないような些細なミスで人間って簡単に死んじゃうんですよね、危険は思いもよらないところに潜んでる、そんな教訓のある映画でした…。
内容でちょっと不満だったのは、ちょくちょく少女時代の記憶のフラッシュバックが入ってくる描写、あれはいらない。