チャールズ・マンソン(★☆☆☆☆)

チャールズ・マンソン [DVD]

チャールズ・マンソンは全米どころか、世界中を震撼させた実在のシリアルキラー(連続殺人鬼)だ。殺人カルト集団「マンソンファミリー」を結成し、1960年代後半から大量虐殺を繰り返した。ロマン・ポランスキー監督夫人の女優シャロン・テート(当時、妊娠9カ月)殺害事件は余りにも有名だ。数多くの事件と殺害手口をリアルに再現しながら、憎しみと狂気に満ちた半生を実録タッチで描いた、ショッキングシーン満載のサイコホラーである。

マリリン・マンソンの名前の由来となった、チャールズ・マンソンがモデルとなったドキュメント形式の映画です。
音楽、ドラッグ、セックスと本能と狂気の限りを尽くしたマンソンファミリーは遂に殺人に手を汚すようになります。
と、事実というしっかりとしたストーリーがあるのにも関わらず、その映像化のセンスがあんまりにも悪く、まるで大脳分裂を観ているようで不快でした。
マンソン信者がしゃべりすぎなんですが、その部分が不要で淡々と事実を流していく方がよっぽど面白いと思うんですが。
また、マンソンは子供の頃も激しい人生を送ってたみたいですが、その描写が全く無く、マンソンという人物が微妙に分かり難い点も駄目です。