10億分の1の男(★★★☆☆)

フェデリコは幼い頃、未曾有の大地震で生き埋め状態のところをサムに助けられた。その時サムから“運”を奪う能力を授けられ、以来彼の経営するカジノでお客の運を奪い取ってきた。だがある日、彼はサムのもとから去ろうとしたためその能力をサムに吸い取られてしまう。７年後、銀行強盗で逃走中のトマスは飛行機の墜落事故に見舞われたが、搭乗者237名の中で奇跡的にたった１人生き残った。彼は女刑事サラの監視下で入院していたが、そこへ強運な男を探していたフェデリコが現われる。彼はトマスを連れ出すと、あるゲームへの参加を強引に迫るのだった。

人の運を奪い取りながら勝負する、新感覚な映画です。
流れとしては、フェデリコという男が、30年間負けたことのないトムを負かすために運のいい人間を探し、運の奪い方等を教えサムと勝負させるという流れです。
そこで白羽の矢が立ったのが飛行機事故の唯一の生存者トマス、彼の強運を使って勝負しようとフェデリコは思いつく。
そこで私はこれを観てて思ったんですけど、飛行機事故に会ってる時点で運がいいとはいえないんじゃ・・・。
ずーっとその考えが頭に引っかかってて離れませんでした。
これは脚本家のちょっとしたミスなのかもしれません。
どうせなら、いままで1度も病気も怪我もしたこと無い人物を作った方がよかったのでは!?と思います。
感想としてはまぁまぁでしたね。