ブラック・スワン(★★★☆☆)

ニューヨーク・シティ・バレエ団に所属するバレリーナ、ニナ（ナタリー・ポートマン）は、踊りは完ぺきで優等生のような女性。芸術監督のトーマス（ヴァンサン・カッセル）は、花形のベス（ウィノナ・ライダー）を降板させ、新しい振り付けで新シーズンの「白鳥の湖」公演を行うことを決定する。そしてニナが次のプリマ・バレリーナに抜てきされるが、気品あふれる白鳥は心配ないものの、狡猾（こうかつ）で官能的な黒鳥を演じることに不安があり……。

私の中では永遠にマチルダなナタリー・ポートマン主演。
この作品は、メンヘラダンサーを演じた訳ですが、痛々しいシーンや鬱なシーンではとことんこっちも鬱な気分になる。
引き込まれる感は秀逸です。
でも、その分賛否が極端に分かれる作品でもあるかなという印象。
爽快な気分にはなれないけど、嫌いじゃない作品でした。