誕生日パラドックス

とある部屋にN人の人がいます。
このとき、どっちの確率が高い?

  1. ○月△日生まれの人がいる(2/29除く)
  2. 同じ誕生日の人がいる

どっちか考えてみましょう。
前者は、○月△日生まれではない人の確率→364/365。
N人の時は、
P_1=1-\left(\frac{364}{365}\right)^N
後者は、異なる誕生日の人がいる確率→2人目:1-1/365、3人目:1-2/365、t人目:1-(t-1)/365
N人の時は、
P_2=1-\left(1-\frac{1}{365}\right)\left(1-\frac{2}{365}\right)\cdots\left(1-\frac{N-1}{365}\right)
となります。
数値を入れると、Nが3以上で後者の方が上回ることが分ります。
ここまでは、計算せずとも何となく分る人もいるかもしれません。
私の感覚とズレを感じたのは、その確率の値の大きさ。
実は23人いると同じ誕生日の人がいる確率は50%にもなるのです。
想像より多くないですか?
実際、一緒に教育を受けているメンバー23人中、1組同じ誕生日の人がいました。
いやぁ、数学って面白いっすね。