グリーン・ゾーン(★★★☆☆)

イラク戦争開戦から4週間後。ロイ・ミラーと彼の部隊は、砂漠地帯に隠された大量破壊兵器の行方を追う極秘任務で、イラクの首都バグダードを駆けずり回っていた。混乱のさなか、大量破壊兵器が隠されているとみられる倉庫に踏み込むが空振りに終わる。国防総省の動きに不信感を覚えた彼は、同じ疑念を抱いていたCIA調査官ブラウンと共闘することに。部隊を離れ単独で調査を開始し、執ような妨害工作に苦しみながらも謎の核心に迫っていく。

イラク戦争を舞台とした本作品、開始時から落ちは読めてしまうんですが戦争の緊張感や各々の思い(主に黒い方)が良く描かれたとと思います。
やっぱり戦争に正義はない。
誰かが己の価値観、思惑、私利私欲のために戦争が引き起こされ真の目的を知らないものが死んでいくメッセージを発信したかったのかな。
某隣国ほどではないですが、アメリカにもそして日本にも多くの伏せられた重要な情報って多いと思います。
特に某政権になってなおさら。