ALWAYS 三丁目の夕日(★★★★☆)

ALWAYS 三丁目の夕日 通常版 [DVD]

昭和33年の東京。短気だが情の厚い則文が営む鈴木オートに、集団就職で六子がやってきた。小さな町工場にがっかりした六子を、一家のやんちゃ坊主・一平は、「もうすぐテレビがくる」と慰める。鈴木オートの向かいで駄菓子屋をする茶川は、芥川賞の選考に残った経験がありながら、今は少年誌に冒険小説を投稿する日々。ある日茶川は、淡い思いを抱く飲み屋のおかみ、ヒロミに頼まれ、身寄りのない少年、淳之介を預かることに。

昭和の古臭さ前回の作品、この風景にノスタルジーを感じることはないですけど、現代にない近所の人間関係はこの時代ならではではなかろうか。
人々は貧しいながらもみんな支えあって生きていて、テレビが家に来たシーンでは近所勢ぞろいのお祭り騒ぎ。
現代では、ものすごいシアタールーム作っても自宅だけ、または少数の友達までで完結しちゃいますよね。
そんな人間関係がなんか心にしみました。
年配の方が、昔は良かったというのも少し頷けます。