自虐の詩(★★★★☆)

ひなびたアパートに住むイサオと幸江。イサオは無口な乱暴者で、仕事もせずに酒とギャンブルに明け暮れる。内縁の妻の幸江がラーメン屋で働き生計を立てていた。少しでも気に入らないものが並ぶとちゃぶ台をひっくり返すイサオだが、幸江は彼を心から愛していた。幸江は幼い頃、母が家出し、父が銀行強盗で捕まったという過去があり、自分は不幸の星の下に生まれたのだと思い込んでいた。

豪快なちゃぶ台返しっぷり、幸江の不幸具合がかわいそうとおもいつつ笑えます。
阿部寛のチンピラっぷりが板につき過ぎてて、ホントにこんな人が近所にいたら怖いかも。
濃い顔の上にでかいため、リアルに強そうです。
あの頭突き効きそうー。
見たあとほんわかした気持ちになれる作品でした。
個人的にはかなり満足、できればイサオがパンチになった経緯を知りたかったです。