宇宙戦争(★☆☆☆☆)

宇宙戦争 スペシャル・コレクターズ・エディション [DVD]

異変は、アメリカ東部の町に起こった。立ちこめる暗雲から稲妻がほとばしり、落雷地点が脈打つように震動する。直後、人々の眼に信じがたい光景が映った。地中深くから巨大な三本足の“物体”が姿を現し、人間を手当たり次第に抹殺し始めたのだ。一部始終を目撃した港湾労働者のレイは、別れた妻から預かった息子と娘、ロビーとレイチェルを連れて町を脱出。安全な場所を探して車を走らせるが、“物体”は世界各地に同時多発的に出現していたのだった。人類が初めて体験する宇宙からの侵略。最期の時を前に、人々はただ怯えることしかできない――。

スピールバーグ、トム、宇宙モノ、不安要素しかなかったですが、予想通り駄作である意味安心しました。
ダコタの演技で共演者が喰われると良く言いますが、トムごときじゃねぇ・・・。
最初から最後までどっかんどっかんな単調な展開、そしてラストは超ご都合主義。
なんであんたら無傷なんだよっ。
ただ、尊敬する「破壊屋」の管理人はこの映画絶賛してます。
http://hakaiya.web.infoseek.co.jp/movie/best/2005_best.html

映画作家に対する認識の違いをこれほど感じた作品は久しぶりです。まあ単に「有名なスピルバーグなら愛や興奮とか感動が詰まった凄い娯楽映画を作るはずだ!」と思っていた人たちと、「俺たちのスピルバーグなら死や死とか死が詰まった凄い地獄映画を作るはずだ!」と思っていた人たちの差なんですけどね。さらに言うと後者がストーリーに全く文句をつけないのも大きな認識の差を生んでます。

なるほど、こういう見方すると確かに面白いのかも。
でも基本スピルバーグ作品があんまり好きじゃないっす。