ジャンパー(★★★☆☆)

普通の高校生デヴィッドは、ある日凍結した川に落ち、図書館への瞬間移動を体験した。そして彼はその力を悪用し、銀行から大金を盗み取る。その後、母の失踪から人が変わってしまった父との生活を離れ、ニューヨークで「世界中のどこへでも瞬時に移動できる」という自由を満喫していたデヴィッド。しかし、パラディンというグループの存在と、その組織に自分が追われていることに気づく。そして、偶然出会った同じジャンパーと協力し、何千年も続くというジャンパーとパラディンとの戦いに巻き込まれていく。

どっかのランキングかなんかで見たんですけど、「あなたに特殊能力が備わるとしたらどんな能力が欲しい？」というお題のトップが「世界中どこへでも瞬間移動できる能力」だったお思います。
かく言う私も、瞬間移動能力がトップです。
透視能力も魅力的ではありますが、見たくないもんまで見えそうだし。
この映画、映像の作り方は世界中を回ってて豪華なんですけど、肝心のストーリーが謎だらけです。
ジャンパーはなぜ瞬間移動できるのか、その特異な体質に何も疑問を抱かない主人公、そしてジャンパーとパラディンの因縁も謎です。
パラディンもどう考えても非合理的な武器使ってるし。
相手の逃げ足が速いなら、気づかれない位置からスナイピングすりゃ良いでしょ。
と突っ込みどころは多いですが、楽しく見れますよ。