博士の愛した数式(★★★★☆)

博士の愛した数式 [DVD]

数学教師のルート先生は、新しく受け持ったクラスで、自分の名前の由来を語り始める。それは幼い頃、彼が大好きな博士が名づけてくれた仇名だった。シングルマザーだったルートの母は、事故の後遺症で記憶障害を負った数学博士の家で、家政婦として働き始めた。ある日、彼女に10歳の息子がいることを知った博士は、家へ連れてくるように告げる。その日から、博士と母、ルートの3人の和やかな日々が始まるのだが…。

昔から数学が好きで、現在も数字と切っても切れない生活を送っている私、そして80分しか記憶が持たない博士と家政婦がどう付き合っていくのか、設定の面白さに興味を持って見てみました。
だけど内容は数学というより哲学でした。
でも数学と哲学は密接な関係にあって、数学の行き着く先は実は哲学的な世界なのかもと感じました。
数遊びを通して人間関係を表現し、そして主演二人が演じる優しいキャラクター。
なんか心が洗われました。
ストーリー自体は特別なものではなかったんですけど、満足度の高い作品でした。
でもこれは好き嫌いがはっきり別れそうだなぁ、典型的案日本映画なので感情の一つ一つが台詞に無く、想像しながら見れるかで好き嫌いが決まりそうです。