スパイ・バウンド(★★☆☆☆)

スパイ・バウンド [DVD]

フランス対外治安総局DGSEは,グラセ大佐(アンドレ・デュソリエ)の指揮の下,ロシア人武器商人イゴール・リポヴスキー(セルジュ・アヴェディギアン)の武器密輸阻止計画「ヤヌス計画」に着手する.リボウスキーは貨物船アニタ・ハンス号を使い,東欧で仕入れた銃器を泥沼の内戦が続くアンゴラで売りさばいていた.DGSEは局員のジョルジュ・ブリソー(ヴァンサン・カッセル)とリザ(モニカ・ベルッチ)を夫婦に偽装し,その他実行部隊と共にモロッコカサブランカへと派遣する.ハードな職場に辟易しているリザは,このミッションを最後に職を辞する覚悟をしていた.CIAの警告を受けながらも作戦は見事成功し,アニタ・ハンス号は爆破され大量の武器と共に海上で沈没した.だが帰国の途についたリザは税関でヘロイン密輸の嫌疑がかけられ,彼女だけ現地警察に逮捕されてしまう.更に作戦に参加した仲間の一人が,アニタ・ハンス号に乗船していたCIA局員の死への報復として殺害され,ジョルジュは作戦の意義に疑念を抱くようになるのだが...

実話スパイ映画として期待してたのですがとんでもない期待外れ・・・。
実際の女スパイの証言を元に作られた映画だそうですが、あまりにも心理描写がほとんど無いです。
実話としては刺激的な話なのですが、それを映画化する人間のセンスが無さ過ぎです。
あれだけのストーリーがあるのなら監督しだいでもっと面白くなりそうなんですが・・・。
基本的にフランス映画のサスペンス物って駄作が多い気がします。