座頭市(★★★★★)

その日、訳ありの三組が同じ宿場町にやってきた。一人は金髪で朱塗りの杖を持ち、盲目の居合いの達人・座頭市。もう一組は浪人の服部源之助とその妻おしの。殿様の師範代という身分を捨てた服部は、病気を患う妻のために用心棒の職を探していた。さらにもう一組、旅芸者のおきぬとおせいの姉妹。彼女たちの三味線には人を殺めるための仕掛けが施されていた。それぞれに影を秘めた三者の皮肉な運命の糸は、町を仕切るヤクザの親分・銀蔵と大店の主人・扇屋を介してついに交錯、やがて因縁や怨恨の入り交じる壮絶な闘いが幕を開ける。

映画館まで見に行ったのですが大好きなのでまた見てしまいました。
黒幕を知ってて見ても楽しめます。
意外と黒幕に繋がる付箋は少ないなーと思います。
この映画は圧倒的にリズム感がいいですよね。
音楽・タップダンスだけでなく、ストーリー展開、ギャグ、殺陣に至るまですべてのリズムが快感、特に殺陣のスピード感は気持ちいいの一言に付きます。
武の型に捕らわれないスタイルはやっぱり非凡で改めて驚かされました。
音楽、チャンバラ、タップダンス、まさにエンターテイメントがぎゅっと濃縮された映画です。